「今日,ホームレスになった」というなかなかセンセーショナルなタイトルの本を読みました。
普通に暮らしていた15人の人がホームレスになったきっかけを追った本です。
私も鉄板地方公務員をやめて自営業者なので人ごとではありません。
・・・しかし読んでいて思いました。
なんかみんな極端に頭悪くない??
言い方は悪いのですがそうとしか思えないのです。
多くの人に共通するのが
バブル期をノリで生きてきた
金に関する知識に乏しい
ということです。
多くの人が「バブルの時はすごかったんだぜー」と言っています。
でも読んでみると別にその人の能力とかでは全然なく,時代の波がそうだったというだけです。
そういう時代を知らないツケを払っている世代の私からすれば腹立たしい限りで,自業自得じゃない?と思います。
また,多くの人が生活保護とか自己破産とか公的扶助とかそういう知識がないようです。
そういう手段を使えば明日にでも脱ホームレスな人が何人かいるのに。
住所がないから生活保護が受けられないってそりゃそうなんですけど,そんなのいくらでもやりようがありますから。
やっぱり日本の義務教育期間中にお金に関する授業をもっと取り入れるべきだと思います。
金利の仕組みとか複利とか,公的扶助とか。
本来誰でも受けられるサービスであるはずなのに,知識がないばかりに受けられないというのはおかしい。
この点,極道崩れみたいなヨゴレ階層及びその取り巻きはそういう知識が豊富ですよ。
彼らは本当に利用できる制度を思いっきり利用してたくましく生きています。
教育,特に義務教育はそういったたくましい生き方ができるようにすることが大切なのではないでしょうか。
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