PR

TOEICのスコアが690→830へ急激に伸びた理由(スタディサプリENGLISHのよいところまとめ)

TOEICのスコアが急に伸びました。
それまで700点前後をウロウロしていたのが,一気に140点上がりました。

英語の勉強は1年以上前からやっていたのですが,指標代わりとして3か月ごとに受けていたTOEICの点数は横ばいでなかなか上がりませんでした。
自分でも「なかなか点数上がらないなあ」と少しくじけそうになっていただけに,ようやく上がりはじめて嬉しい限りです。

スコアが上がり始めた原因をいろいろと考えてみました。
もし同じように勉強しているけどなかなか点数が伸びない・・・という人の参考になればと思います。

スタディサプリENGLISHを始めた

英語の勉強を再開したときは,スタディサプリENGLISHの英会話コースをやっていたのですが,あまりに成績が伸びないので昨年末からTOEIC®L&R TEST対策コースも始めました。

このコースがなかなかよいです。
コースの内容自体は実戦形式の問題をひたすら解いていくというもので,その合間合間に講義動画が挟まれています。

講義動画がよい

この講義動画は関正生さんという人がやっているのですが,この講義がTOEICコースの一番すごいところです。
最初は正直「いけ好かない人だな」と思っていたのですが,講義を見ているうちにすっかりファンになりました。
単にTOEICのテクニックだけを教えるというものではなく,「なんでそうなるのか」というのを重視しているので理解しやすく覚えやすいです。
例えば単語だと語源を紐解いて,その単語のイメージから覚えるようにしたり。
文法でも同様に,「分詞構文」を「動副詞」と呼んだりして,ややこしい表現をできるだけ使わないような工夫があちこちに施されています。

パーフェクト講義が濃い

TOEIC®L&R TEST対策コースを始めて一番最初にやる「パーフェクト講義」は,すべてのレッスンに講義動画が含まれていて,TOEICの基本的な勉強法やパート別で注意しないといけないこと,基本的なテクニックなどがそれらに盛り込まれています。
その分内容が濃く,復習も入れるとパーフェクト講義が終わるまで3か月以上かかりました。

なので試験を受けた4月中旬の段階ではまだパーフェクト講義と実戦問題集Vol.1をやっているだけ(しかも実戦問題集Vol.1は途中まで)だったんですよねえ。
それだけパーフェクト講義の中身があるということで,なおかつしっかり復習することが大事なのだと思います。

文法の苦手な部分を強化した

私は文法が特に苦手で,学生のころちゃんと勉強してなかった部分をそのまま曖昧にしていました。
ですから,文章を読んでいてそういう曖昧になっている部分が出てくると,単語同士をつなぎ合わせて力技で訳していました。
でもその状態では文章はなんとか読めるものの,TOEICの文法問題でいつまでたっても点数が稼げるようにならないので,これを機にきちんと勉強してみました。

文法に関しては,スタディサプリENGLISHのTOEIC®L&R TEST対策コースの中に「パーフェクト講義」以外に「パーフェクト講義-英文法編」というものがあり,私のように英文法が怪しい人はこちらからやった方が絶対いいです。
これもTOEICのPart5のような文法問題を解く形式で,「進行形の概念」とかそんな超基礎的なところから始まります。
「そんなの知っとるわい」と思われるかもしれませんし自分でもそう思いましたが,実際にやってみるとそんなところでも意外とつまづいたりしますから侮れません。

ここでもまた関さんの講義動画が秀逸です。
覚えにくいところを覚えやすく変換して教えてくれます。
私が文法で特によかったと思うのは

  • 不定詞をとる動詞と動名詞をとる動詞の見分け方
  • 分詞のイメージ→動形詞
  • 分詞構文→動副詞
  • 他動詞と自動詞の見分け方
  • 「the」の概念

あたり。
いずれもなんとなく誤魔化していた部分なので,これらが明確になりました。

また文法に明るくなるにつれて文章読む速度も上がりました。
そりゃそうですよね,今まで力技で訳していた部分が文法を理解したことで力に頼らなくてもよくなるのですから。
スッと入ってくるようになるので読んでて楽です。

スタディサプリENGLISHの言うことに従った

スタディサプリENGLISH TOEIC®L&R TEST対策コースが指導する勉強のやり方は割とシンプルで

  • 各レッスン,単語が完璧に解けるまで復習する
  • リスニングのディクテーション,シャドーイングをきちんとできるまでやる
  • リーディングのスピード音読は最低10回やる

というものです。
これを愚直にやっていると意外と時間がかかります。
個人的にはリーディングセクションの終わりなるにつれてスピード音読の分量が増えていくのがなかなかしんどいです。
現時点(2019年5月9日)で実戦問題集Vol.2の2/3(1回目)がようやく終わるくらいで,復習が完了したのはパーフェクト講義だけです。

でもこれに従わずただ問題を解くだけで復習をおろそかにしていると多分あんまり力はつかないと思います。
あまりの進まなさに少しイライラすることもありますが,その分力はつきますのでしっかり復習した方がいいです。

スタディサプリENGLISHのよいところ

上記の勉強の仕方なら,自分で問題集を買ってきて自分でもやろうと思えばできますが,スタディサプリENGLISH使った方が楽です。

リスニング

例えばリスニング。
ディクテーションもシャドーイングもスタディサプリENGLISHを始めるまでやったことがありませんでした。
だって自分で用意してやるの面倒くさくないですか。
音声止めたり再生したり繰り返さないといけないし。

その点スタディサプリENGLISHは,ディクテーションもシャドーイングもある程度細切れになっていてボタン一つでOKとかやり直しとかが選択できるので楽です。
録音もしてくれるし。

単語

また単語についても間違えたところやチェックしたところは後からまとめて復習できるのでこれも楽です。
Ankiに入力する手間がかなり省けます。(Ankiについては後述)

学習の記録

また勉強時間や連続学習日数を記録してくれるのでモチベーションの維持によいです。
私も今150日以上連続学習日数を更新しているのですが,ここまで来ると途切れさせたくないのでとりあえず1日1回は勉強するようになりましたし。
毎月の勉強時間やテストの結果などを比較して,計画も立てやすいですし,やはり記録することは大切です。

その他で工夫したところ

単語でなかなか覚えられないものはAnkiを使ってます。
単語だけだとなかなか覚えられないものも例文ごと覚えるとそっちの方が楽に覚えられたりします。
そういうのに柔軟に対応できるのがAnkiのよいところです。

また,講義動画で「これは大切」っていう単語とか言い回しとかはレッスン内の「単語・イディオムチェック」に入っていないこともあるので,そういうのもAnkiに突っ込んでいます。

Ankiについてはこちらから

まとめ~結局はコツコツ勉強するしかないのだけど…

そうはいってもいくらコースの内容や講義がよくても,結局はコツコツやらないとダメです。
TOEIC®L&R TEST対策コースで勉強した時間はこれまででだいたい100時間くらいです。
Ankiとかの勉強時間も含めたら概ね倍の200時間くらいだと思います。
4か月(実際には3か月半ですが)で日割りすると200÷120=約1.7時間。

これが多いのか少ないのかよく分かりませんが,TOEIC®L&R TEST対策コースを取っていなかったらもっと時間がかかっていたことは確実です。
ですからスタディサプリENGLISHのTOEIC®L&R TEST対策コースはよいです。
もし勉強しているのにスコアがなかなか伸びないと思う人がいたら,一度試してみるといいと思います。

コメント