自営業の方は引っ越しで住所が変わった際に、税務署へも届け出ないといけません。
e-Taxとマイナンバーカードで届け出をすれば、税務署へ行かずにすぐ終わります。
しかしe-Taxでの住所変更は、「住所変更」という項目や書類があるのではなく、電子証明書の更新で住所が変更される仕組みです。この記事ではそのやり方を説明します。
なおこの記事ではインストール版のe-Taxソフトを扱っており、Web版ではありません。
電子証明書の更新
マイナンバーカードの電子証明書は住所が変更されると無効になってしまうので、引越し先の市町村役場で電子証明書を登録し直さなければなりません。
新しい住所地での電子証明書がないとe-Taxでの住所変更もできません。
e-Taxソフトを開く
新しい住所地での電子証明書が用意できたら、e-Taxソフトを開きます。
上のメニューから「利用者情報登録(U)」を選んで、その下に出てくる「電子証明書登録・更新(S)」を選択します。
電子証明書の登録・更新作業
ダイアログが出てくるので、新住所地の税務署を選択します。その下の住所に新住所を入力します。
電子証明書はマイナンバーカードのものを使っているので、「ICカードを利用」を選択します。
「公的個人認証サービス(マイナンバーカード)」を選びます。
署名用のパスワードを入力します。4ケタではなくて長いやつです。
いつも思うのですが、マイナンバーカード関連でパスワードが出てくると、「これはどっち?」と必ず手が止まります。間違えすぎるとロックがかかるし。パスワードの名称とかをもう少しわかりやすいものにしてもらいたいです。
確認画面が出るのでOKを押します。
送信
e-Taxの暗証番号入力を求められます。
今までマイナンバーカードを扱っていたので、このパスワードもマイナンバーカードの4ケタ暗証番号?と思ってしまいました。「e-Taxのパスワード」とかにすればいいのに。
入力してOKを押すと送信が行われます。
送信が完了すると上記画像のような結果が出てきます。
以上で終了です。
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