「バーフバリ 王の凱旋」はインド版歌舞伎だった

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インドの映画は最近になって見始めたのですが,最近見た映画がどれも素晴らしく面白かったので,今度はインド映画史上歴代最高興行収入を誇るという「バーフバリ」を見てみました。

で,その感想なのですがちょっと脂っこすぎでした。胸やけしそう。
アクションものがあまり好きじゃないのに見たせいなのかもしれませんが。

冒頭の画像を見てもらえば分かるようにまずキャラが濃いです。
だいたいこんな感じ。
みんな濃い,薄味の人がいない。

インド映画ってアクションシーンでスローモーションを多用するのですが,この映画はそれやりすぎ。
何やるにしてもスローモーションが入ります。
終盤の長いアクションシーンではスローモーションの比率がどんどん増えていくため,通常速度とスローが目まぐるしく入れ替わり,気持ちが悪くなるほど。

アクションものにありがちなインフレ現象も見事に発生していて,最終バトルは軽いドラゴンボール状態です。
ちゅうか最初から強すぎなんすよ。もうちょっと弱くしとけばいいのに。
その割にラスボスは最後焼かれて死ぬというあっけない最期。

この作品を見ていて思ったのは歌舞伎みたいだということであります。
内容がどストレートな勧善懲悪ですし,先に挙げたアクションシーンでのスローモーションはまさしく見栄と言えるのではないでしょうか。
歌舞伎と一緒で独自のルールを設けた上で,観客を楽しませることに最大限の努力を払っていると思うのですが,ルールが受け入れられない人にとってはちょっと難しい感じがしました。
私はちょっと厳しい。
脂っこいアクションが好きな人にはたまらないのだと思います。
そういうのが好きな人は見てみるといいかも。

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