移動時の受信環境について書きます。
車で外出
通常時
私の車には,アンテナは短めのモービルホイップを2本(第一電波のAZ504FXと今は亡き北辰産業のEX-104)常設していますが,無線機受信機は常設していません。
今日は受信するぞ!という時だけ家から受信機を持ち出します。
持ち出すのはほぼIC-R30とBCD436HPです。
IC-R30はデュアルにして片方のバンドをデジタル,もう片方のバンドでメモリーしてあるUHF航空無線をスキャンしています。
BCD436HPはIC-R30で受信できないデジタル+アナログをスキャンさせています。
気合いが入っている時
気合いを入れて聞くときは,山の上などに行って,現地でアンテナを長いモービルホイップ(第一電波のD103と北辰産業のEX-111)に換えます。
あとAR-DV1も持っていくことが多いです。
するとアンテナが足りなくなるのでマグネット基台で1本分補います。
アンテナは長いものと取り替えたAZ504FXかEX-104か予備用でトランクに放り込んでいるコメットのAB1230Mのどれかを使ってます。
BCD436HPは通常時と同じ使い方かローVHF+VHF航空+UHF航空のサーチに使っています。
AR-DV1はデジ簡+タクシーなどをサーチで回しています。
IC-R30は通常時と同様にデジタル+UHF航空無線で回しながら,上記2機種で見つけた周波数やコードが判明したものなどを都度メモリーに追加してそれらを合わせてスキャンしています。
BCD436HPとIC-R30はずっと録音状態ですが,AR-DV1の録音機能は不便なのでほとんど使ったことがありません。
車を使わない外出
持っていくのはやはりIC-R30とBCD436HPです。
基本的にどちらともトートバッグなどに放り込んでほぼ放置です。
アンテナは,バッグからはみ出さない程度の長さのもの(コメットのSMA3)とエレメントがくねくね曲がるタイプのもの(第一電波のRHF40)を使っています。
短時間なら内蔵バッテリーだけで対応しますし,外出が長いときにはモバイルバッテリーに繋いでいます。
AnkerのPowerCore Fusion5000ってのとcheeroのPower Plus3ってのを持っているので,これも外出時間に応じて使い分けてます。
cheeroのだと一晩中使っていてもこのバッテリーの消費だけで済みます(受信機のバッテリーはまったく消耗しない)。
蛇足ですが,車で受信するときも,駐車中はエンジン切ってこれらのモバイルバッテリーを繋いでいることが多いです。
車を使わない外出の時は,外出中にはほとんど無線自体は聞いておらず,全部録音して帰宅後に内容を確認しています。
外出中にやることといえば,時折ノイズなどでスキャンが止まっていないか確認するくらいです。
その点IC-R30はスマホから確認してスキップ作業もできるので格段に楽です。
IC-R30はスキャンが一定時間止まると強制的にスキャン再開できる設定(スキャンが止まって20秒経過すると強制再開)があってよいのですが,BCD436HPはそれがないのがちょっと困ります。
ひどいときはずっとスキャンが止まったままということがあり,いざ成果を確認しようとした時に泣きそうになります。
なので最近はBCD436HPを徒歩で使うときには,ノイズでひっかかりやすいローVHFなどは除外するようにしています。
どっかに宿泊するとき
ベランダがあるとき
上記ハンディアンテナやロッドアンテナなどをハンディ用のマグネット基台につけてベランダの手すりなどに引っ付けて使ってます。
ベランダがない,外に出せないとき
アンテナを吸盤で窓のできるだけ上の方に貼り付けてそこからケーブルで受信機とつないで使っています。
吸盤は100均のもので,ケーブルはAmazonで買ったものを使ってます。
外に出すのと比べるとやはりあまりよろしくはありませんが,室内で受信機にアンテナ直付けよりはだいぶマシです。
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