山登りは昔から好きで,瀬戸内沿岸の里山はちょくちょく歩いていたのですが,2000mを超えるような山には登ったことがありませんでした。
しかし,前々から登ってみたいと思っていたところ,ちょうどよい機会があったので登りました。
その時に感じたこと,主に装備について書きます。
どんな装備を用意したか
持っていったものはこんな感じであります。
- ザック(40L)
- 雨衣,折りたたみ傘
- 防寒衣
- 携帯電話
- 充電器,モバイルバッテリー
- トレッキングポール
- 非常用セット(無線機,エマージェンシーシート,マルチツール,笛,細引き,ライター,非常食,ライト)
- 帽子,サングラス
- 手袋
- 財布
- 紙の地図,コンパス
- 着替え(4日分)
- ハイドレーション,予備水筒
- 洗面セット
- サンダル
ザックに詰めたらこうなりました。
で,実際どうだったか
甘かったまたは改善が必要なもの
靴
トレランシューズでいいやって思って普段使っている安物を履いていったのですが,これが大失敗です。
まず防水性が皆無なやつだったので,初日,二日目と降り続いた雨にやられました。
せめてスパッツくらい装備して雨に備えるべきでした。
また,立山はガレ場が多くローカットな靴だと足元が不安定でぐねりそう(広島弁,捻挫しそう)になります。
実際何度かこけそうになりました。
登山靴には登山靴なりのメリットがあるのだなと痛感しました。
強く反省しています。
レインウェア
20年以上前に買ったモンベルのレインウェア。
当時はけっこうな値段がしたものでしたが,まともに手入れをしていなかったので撥水力などがかなり落ちていました。
きちんとした手入れが大切だと改めて感じました。
しかし下山後に手入れをしているとシールテープが剥がれていき,本当にお亡くなりになってしまいました。
多分寿命だったんです。ええ。
日焼け止め
長袖長ズボンに帽子かぶってサングラスをかけるので,日焼け止めなんかいらないだろうと思っていたのですが,甘かったです。
3000mの紫外線は意外と強烈。
曇りだったのに露出部分はけっこう焼けました。
これがもし晴れだったらと思うとゾッとします。
持っていってよかったもの
トレッキングポール
普段使っている安物を持っていきました。
上記の記事にも書いたように今回も上りも下りも大変助かりました。
特に下りは脚への負担がかなり軽減されました。
これがなかったら膝プルプルで帰路につかなければならなかったと思います。
サングラス
私が持っていったのは安物の偏光サングラスだったのですが,持っていっておいてよかったです。
曇りだったせいもあり,最初はサングラスいらねーなと思って裸眼で登っていたのですが,なんだかだんだん眼がチカチカしてきます。
サングラスをすると治まりましたが,持っていなかったら・・・です。
ただ,曇りだったので色が薄いものにしておけばよかったです。若干暗かった。
ハイドレーション
ハイドレーション自体は前から使っていたのですが,このたび買い替えました。
というのは単に部品がなくなったからです。
今まで使っていたものは
でした。
これは空気圧を利用しているのため,スプレー状に水が出てなにかと便利です。
しかし空気だめがあるのでかさばります。
なので,シンプルなものでいいだろうと思い
を買いました。
掃除とかが若干面倒ですが,それほど使うものでもないのでシンプルなこれでいいです。
やはりいつでも負担なく水が補給できるというのは大切だと改めて感じました。
まとめ
甘かったなと思う点がいくつもありました。
でも同時に景色やこういった山の面白さに感動しました。
今後はこれらを改善しつつ,新たに気付いた面白さに挑戦していきたいです。
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