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探究学舎(元素編)~消極的な小2を連れていった結果は・・・

今回の夏休みも長男が探究学舎へ行きたいというので行きました。

東京まで行くのは2回目です。

今回は元素編に参加。

自分で連れて行ってくれというくらい長男は積極的なのでいいのですが,それに反して次男は今まで行ったことがありません。

何度かすすめたのですが消極的です。

今回は半ば強制的に行かせてみました。

小2で元素,しかも消極的な子にどのような変化があるのか興味があったのです。

序盤は・・・

今回は参加層の幅が広く上は中学生も参加していました。

探究学舎では生徒をテーブルごとに分けて斑を作ります。

1つのテーブルにだいたい6人,それが6つあります。

それぞれのテーブルは年齢や地域で偏らないようになっています。

開始序盤,次男はやたら背筋を伸ばしてきちんと座ったままでその表情は硬いです。

彼の机にいる助教(?)の方もやや心配そうに見ています。

授業はというとやはり進め方にかなり工夫があります。

子供に興味を持たせるため実験から入っていくのかなとか思っていましたがさにあらず。

とっかかりは意外にもアリストテレスの四大元素です。

そこから歴史に沿って進んでいきます。

こうして書くとつまんなそうに思えますが,身近なものに例えたり,リズムに乗せて「アリストテレスの四大元素♪」とやってみたり,いろいろな脇道にそれつつもボイルとかラボアジエとかに進んでいきます。

元素カルタ

座が暖まってきたところで出てきたのが元素カルタ。

元素の特徴を読み上げて早くその元素を取った方が勝ちです。

勝ち負けが入るとがぜん熱くなってきます。

この辺から次男坊も乗ってきはじめました。

やはりこういうものが入るとノリが違いますね。

しかし内容はけっこう難しいです。

ビスマスの特徴とか私も知らんし。

元素標本セット

カルタで盛り上がった後に出てきたのは元素標本セット。

本物の元素がケースに入っている総額54万円のすごい標本です。

やはり話で聞いたり写真で見るのと比べたら,実際にそのものを見てみたり重さを感じたりすることができるのは違いますね。

実験

そして・・・ここに来て実験。

熱狂するのが目に見えています。

だから最初は実験をあえて入れずにこのタイミングでやるんだなと感心しました。

また,子供が大好きな「爆発」も随所に取り入れられています。

もちろん大きな爆発は動画ですが,それでも初めて知るものだけに興奮もひとしお。

次男坊もみなと絶叫していました。

電池を作る実験,テーブルごとにどこか早く,明るくできるかを競います

結論

やっぱりすごいです。

元素なんか興味がなかった小2男が見事にはまりました。

初日が心配そうだったら二日目も見に行こうかなと考えていましたが,「あ,もうほっといても大丈夫」と感じたので二日目はいきませんでした。

授業を受けてからもう2週間が過ぎていますが,いまだに元素が欲しいとかリチウムが爆発とかよくわからないことをブツブツ言っています。

さまざまなことに好奇心を持つきっかけになってほしいと思って今回探究学舎の授業を受けさせたのですが,満足できる結果になったといえます。

消極的な子こそここの授業を受けてみるべきなのかもしれません。

この元素編の授業はどんな授業をするのかが本になっているので,興味のある人は見てみるといいです。

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