黄金餅に出てくる下谷山崎町から麻布絶江まで歩いてみた

落語など

私の好きな噺に古今亭志ん生の黄金餅があります。

 

噺のハイライトは

下谷山崎町を出て上野山下,三枚橋を渡って上野広小路,御成街道から五軒町,堀様鳥居様の屋敷前を通り筋違御門から大通り,神田須田町,新石町,鍛冶町,今川橋,本銀町,北町,本町,室町,日本橋,通り四丁を抜けて中橋,南伝馬町,京橋,尾張町,新橋を右に土橋,新し橋の通りから愛宕下,天徳寺をくぐって神谷町,飯倉六丁目,坂を上がって飯倉片町,おかめという団子屋の前を通って永坂を下って麻布十番,大黒坂を上がって一本松坂から麻布絶口釜無村,木蓮寺に着いたらもうすっかり夜中になっていてみんなたいそうくたびれた

という下りを一気に語るもの。

 

以前取り上げた本である

でルートがおおむね分かったので実際に歩いてみました。

 

最初の下谷の山崎町が今ひとつ分からなくて面倒なので上野駅をスタートにしました。

上野の公園下をスタート。

上野広小路交差点,ひたすら南下。

秋葉原,万世橋を通過して,今はなき今川橋へ。

このあたりではまだまだ元気です。

日本橋を越えたあたりで

あたりは昼時になってきました。

昼食のサラリーマンが増えてきたこと,銀座に差しかかったことでスピードが落ちます。

疲れも出てきました。

 

新橋駅の手前を右に曲がって・・・とこのあたりから写真の撮影が極端に減ったのも疲れのせいだと思います。

自分では要所要所で写真を撮っていたつもりになっていたのがおそろしい。

 

次に写真を撮ったところはかなり飛んでいて

東京タワーを間近にのぞむ飯倉交差点。

ここを曲がって警備厳重なロシア大使館の前を通って飯倉片町へ。

「おお,この辺におかめ団子があったのかあ」と感慨に浸りつつも当然何のこん跡もありません。

 

左へ曲がって長い坂を下ります。

なるほど,永坂だなと思うくらい坂が長い。

 

麻布へ入って大黒坂を上がり

一本松坂まで上がります。

高級住宅街の中をさらにテクテク歩いてやっと絶江坂へ。

もちろん創作の話なので麻布絶江釜無村の木蓮寺というのも架空なのでしょうが,このあたりを想定されていたのでしょう。

荷物は特にない状態で歩きましたがそれでも疲れました。

早桶かついで歩いたらさぞかし疲れただろうなあと思います。

 

歩いた距離は11.5km,時間も2時間半とそんな長距離でもないしハイペースでもないのですが,疲れました。

人が多いのに疲れたのかもしれません。

永坂あたりでやっと人が少なくなってきたなあという感じでしたから。

 

あとやたらと信号のタイミングが悪くて調子よく歩けなかったというのもあるかも。

銀座なんて信号1つごとに止まってましたから,人が多いのも相まってかなりイライラ。

後で調べたところ,新橋から飯倉交差点までのルートが若干狂っているようです。

まあ距離的には大差ないでしょうからよしとしましょう。

 

一番の収穫は江戸という街の距離感がつかめたことだと思います。

コメント

  1. MASAYOSHI SHINBORI より:

    私もFBに今日黄金餅の話を投稿しました。江戸の街を歩いている気分。でも実際に歩く気にはなりません。凄いですね12キロ近く歩くのは1日がかり。

    • コメントありがとうございます。
      実際に歩いた後であの道のりのくだりを聞くと,歩いた軌跡が思い出されて趣がありますからぜひ一度。

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