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IC-DPR30にBluetoothヘッドホンを組み合わせたら最強のデジ簡登録局秘匿受信セットに

デジタル簡易無線って地方都市でも最近どんどん使用者が増えていっていますね。

官公庁や意外な業者も使っていて,けっこう面白い受信対象ではあります。

それらを受信しようと思うと,デジタル対応の受信機を買う必要があります。

登録局(350MHz)なら実際の無線機を受信用途に使うというやりかたもあります。

本物はその周波数専用で設計されていますから,受信感度も良いですしね。

今回私は外での受信用にIC-DPR30を買ってみました。

メリット

小さい,薄い

大きさ 54.9(横)×65.3(縦)×19.8(厚さ)

重さ 105g

です。

実際触った感じは,え?こんな小さいのっていう感じです。

携帯ラジオくらいの大きさ。

アンテナがないため目立たない

この機種はアンテナがありません。

だからパッと見ても携帯ラジオくらいにしか見えません。

後述のBluetoothヘッドホンを使っていたら携帯ラジオにすら見えません。

ですから人混みの中でいじっていても何の違和感もありません。

操作が簡単

操作が簡単です。

プログラムキーに好きな機能を割り当てることができ,私はスキャンを割り当てています。

電源を入れてプログラムキーを押せばスキャンが始まるので,あとは電源キーと音量調整のための上下キー,スキャン開始のプログラムキーの3つしか操作しません。

この操作しかしないので,他の操作は未だにマニュアルを見ないとできないくらいです。

Bluetoothでヘッドセットに接続できる

Bluetoothヘッドセットを接続できます。

私は受信用途にしか使わないので,イヤホンを接続してみました。

SoundPEATS Q12とFiracore CVC6を使ってみた

最初に使ってみたのは

SoundPEATS Q12

というイヤホン。

でもすぐにやめました。

理由は

密閉感が強く外の音が聞こえにくい

私の耳の形が若干おかしいため,イヤホンがすぐに抜けてしまう

ためです。

その代わりに

Firacore CVC6

という耳かけ式のイヤホンに変えてみました。

こっちは良好です。

耳かけ式なので,外れることもありませんし,それほど密閉感もありません。

受信用途に限らず,本体とワイヤレスなのはすごくいいですね。

一度使うと有線式には戻れないです。

録音ができる

受信,送信内容を自動で録音してくれます。

呼出呼称などを聞き取れなかったときに重宝します。

最大5分間録音できるそうなので十分といえます。

デメリット

アンテナがないため感度が悪い

アンテナがないということは当然感度を犠牲にしています。

やはり受信感度はそれほどよくありません。

町中で使っていてもそれほど受信できません。

これは目立たないこととのトレードオフで仕方がないですね。

充電にクレードルが必要

薄型機なので,乾電池は使えません。

DCプラグも差せないので,充電にはクレードルが必要です。

ですから旅先で使う場合などは,荷物が若干かさみます。

※ケーブルはUSBMicroケーブルが使えます

スキャンが遅い

元々受信機じゃないのだから仕方ないんでしょうけど,もうちょっと早ければなあとは思います。

デジ簡登録局(350MHz)しか受信できない

まあそういう無線機なのだから仕方ないですよね。

でも免許局(470MHz)も合わせて聞けたら最強なのになあと思ってしまいます。

まとめ

使うシチュエーションを選ぶ無線機ですが,面白いですね。

こういう尖った無線機大好きです。

さりげなーく聞きたい時にIC-DPR30とBluetoothヘッドホンは最強ですよ。

IC-DPR30みたいなデジアナ兼用広帯域受信機が欲しい

IC-DPR30に似た機種で,

DJ-X7

という受信機があります。

アナログでは未だに現役です。

上の画像ではアンテナがありますが,この受信機はアンテナをつけなくてもイヤホンがアンテナになるという,警察の受令機のようなスタイルをとることができます。

スキャン劇遅だし,イヤホンアンテナという簡易的なアンテナだから感度も良くないのですが,未だに現役で使っています。

周波数帯が分かっていて対象の近くで聞く時なんかはこれが一番重宝します。

このDJ-X7とIC-DPR30のいいとこどりをしたような受信機が出たら,絶対売れると思うんですけどねえ。

(2018/9/6追記)意外にもIC-R30がこのような受信機になってくれそうです。

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現在周波数情報を新サイトに移行中です。こちらもぜひ訪ねていただければと思います。

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