国民一人ひとりに10万円が給付されるという特別定額給付金について,私の住む広島市でもオンライン申請の受付が始まりました。
私は確定申告をe-Taxでやっているのでマイナンバーカードやカードリーダーがありますから,オンライン申請をしてみることにしました。
やってみた感想としては,今までe-TaxやeLTAXで受けた数々の試練に比べると,今回の申請は簡単でしたが,それでもやはりというかなんというか相変わらず分かりにくいです。
必要なもの
特別定額給付金のオンライン申請には
- マイナンバーカード
- カードリーダー
- マイナポータルAP
- 口座番号や名義人がわかるもの
が必要です。
マイナンバーカードは4桁の暗証番号と署名用電子証明書用の暗証番号(4桁じゃない長いやつ)の両方が必要です。
マイナポータルAPのインストールについては後述します。
口座番号や名義人がわかるものについては,
- 通帳の写しをスキャナーで読み込む
- ネットバンクへログインし口座情報等を表示させた画面をキャプチャする
ことなどで対応できます。
「ぴったりサービス」へ行く
まず「ぴったりサービス」というサイトへ行きます。
こんなサイトがあるなんて今まで知りませんでした。
今回の特別定額給付金以外にも使えるみたいです。
マイナポータルAPのインストール
先ほど必要なものの中で言った「マイナポータルAP」をまずインストールします。
トップ画面の一番下に「動作環境」というのがあるのでそこをクリックします。
すると下のような画面になるので自分の使っているブラウザをクリック。
ダウンロード画面になるのでダウンロードします。
ダウンロードしたものをダブルクリックしてインストールします。
ぜんぶ「はい」で大丈夫です。
申請手順
申請項目の選択
準備ができたのでトップ画面に戻ります。
画面を少し下にずらして自分が住んでいる自治体を選びます。
特別定額給付金の受付が始まっていれば,下の画面のように赤字で「特別定額給付金」と出ているはずです。
チェックをつけて「この条件で探す」をクリックします。
下の画面になります。チェックを付けて「申請する」をクリック。
似たような画面がまた出てきます。「次へすすむ」をクリック
動作環境が確認されます。チェックを入れて次へ進みましょう。
メールアドレスと電話番号を入力します。
マイナンバーカードの読み取り
申請者情報の入力になります。カードリーダーとマイナンバーカードを用意して「マイナンバーカードを読み取り」をクリックしましょう。
3回間違えたらロックだぜ?と脅されますがくじけず進みましょう。
家族や振込先口座の入力
マイナンバーカードの情報が読み取られると,下の画面のように名前やら住所が自動入力されました。しかしフリガナや郵便番号などは空欄のままでなんとも微妙。
それらを入力して次へ進みましょう。
また似たような入力画面が出てきました。
今度は下にスクロールすると家族の名前や振込口座を入力する項目があります。
一番肝心なところですからきちんと入力して次へ進みましょう。
添付書類のアップロード
更に今度は振込口座の情報がわかるものを添付しろと言われます。
今回振込口座を住信SBIネット銀行にしたので,そこのお客様情報照会画面を添付しました。
口座番号と名義がわかるのでこれで大丈夫だと思います。多分。
次の画面で電子署名を求められます。
なお確認・同意事項に「白黒で解像度200dpi・・・」とか書いてあるのですがキャプチャした画面を白黒にするのもおかしな話なので無視します。ていうかアップロードした後で言うなよって話です。
また5回間違えたらロックするぞと脅されますがくじけず進みます。
やっと終了!
最終確認画面みたいなのになります。「送信する」をクリックです。
受付番号とかが出てきます。これで終了です。
蛇足(感想)
たいしたことのない申請なのですが,なぜ「簡単でした!」と言えないのかというと,細々とした字が画面いっぱいに広がっているからじゃないかなあと思いました。
あと確認画面がしつこすぎる。画面が切り替わるごとに再度細かい文章の洗礼を受けるので余計にイライラするのかなあと。
かといってその細かな文字の中には,たまに大事なことも書かれているので読まざるを得ないですし。
大事なことは分かるようにはっきり書かないといけないし,その一方で書くことはできるだけ絞らないといけないよねと思いました。
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