スマートウォッチや活動量計はけっこう普及してきましたが,使っていますか。
これがあるのとないのとでは運動を続けるモチベーションが全く違います。
私はGarminのVivoactive J HRという活動量計をかれこれ2年ほど使っています。
Vivoactive J HRのいいところ
運動の記録
有酸素系
走ったり歩いたり自転車こいだりを記録できます。
GPSがついているので,自分の軌跡も記録されます。
心拍も測定してくれるのでそれらも記録されます。
もちろん運動中にリアルタイムで見ることもできますし,
記録した内容はアプリやPCへ転送されそれぞれで見ることができます。
1週間,1か月,3か月・・・などといったスパンでどれくらい運動したかを客観的に見ることができます。
水泳
水泳にも使えます。
ただし水泳での使用は限定的で,心拍測定が使えませんし,計測もけっこうアバウトな感じです。
歩数計
本気の運動(?)を記録する際はスタートボタンでスタートして終わったら終了ボタンを押すのですが,それ以外の日常的な歩行についても記録されています。
それら日々の歩数から,目標の歩数も自動的に設定されます。
この目標歩数が絶妙というか,日常生活+少しやればできる歩数なんですよね。
なのでギリギリだとつい余計に歩いてしまいます。
心拍数の記録
手軽に手首で心拍数を測る機能がついています。
胸に測定用のベルトを装着するものの方が正確らしいですが,厳密に測りたい人以外は手首で十分です。
寒い日などたまに変な数値が出ますが,再起動してやったり手を温めれば正気を取り戻します。
心拍計測があれば,LSDトレーニングなんかもやりやすいですし,上がりすぎたら「ちょっと追い込みすぎたな」などとトレーニングの加減をする基準にもなります。
四六時中測定しているので,安静時心拍数も分かります。
この数値が普段よりやたらと上がっていたら,疲れているか体調不良なことが多く,そういった体調のバロメーターにもなってよいです。
睡眠の記録
睡眠も記録してくれています。
おおむね本当に寝た時間をそのまんま記録していてくれてすごいと思います。
たまに狂いますけど。
ただ眠りの深さは参考程度にしておいた方が良さそうに思います。
自分の睡眠満足度と違うことがけっこう多いですから。
通知機能
スマホと連携して着信やメール,LINEなどを通知してくれます。
オマケ機能ですが意外と便利です。
あとスマホが行方不明になったとき,Vivoactive J HRの操作でスマホを鳴らして見つけることもできます。(ただしBluetoothの届く範囲)
Vivoactive J HRのよくないところ
バッテリーの問題
普通の時計と比べたらバッテリーの消耗が激しいのでマメに充電しないといけません。
特にGPSを使って運動を記録すると激しくバッテリーが減ります。
このモードだと丸一日保たないです。
仕方ないかなとは思いますが。
見た目の問題
Vivoactive J HRは一応カラーなのですが,一応というだけなのでApple Watchなどとは比較にもなりません。
そもそもそういう比較対象ではありません。
しかしそういう事情を知らない一般人に見せると,「Apple Watchのまがいもの?」みたいな反応をされることがよくあり少々悲しいです。
しかしそんなことを気にしてはいけません。
あせも
できるだけ装着しておいた方がいいので,ずっとつけるようにはするわけですが,夏場なんかは手首にあせもができたりします。
これはウェアラブル端末全般に言えることではありますが。
活動量計に必要な機能
以上のことから活動量計に必要な機能としては
- 十分なバッテリー
- GPS
- 心拍測定
- 生活防水機能
が必須機能で,+αとして
- 水泳にも耐えられる防水機能(水泳で使うのなら)
- 睡眠の深さなどを記録するライフログ機能
- より充実した通知機能
なんかが人によっては必要になってくるのかと思います。
Vivoactive J HRはそういった面で必要最低限の機能を抑えているのでなかなかよい端末だと思います。Amazonで2万円と少し。
最近のものはどうなのだろうとGarminのサイトをのぞいてみたのですが,今ひとつパッとしませんでした。
今の機種を買い替えたいと思うような製品には出会わず,Vivoactive J HRで十分じゃない?って思うのでした。
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