『カラフルな魔女の物語~角野栄子85歳の鎌倉暮らし』を見た

角野栄子さんの本は何冊か読んだことがあるのだけど、文体というかリズムがとても好きだ。独自の飄々としたリズムは、癖になる。しばらく目にしていないと、無性に読みたくなる文章なのだ。

こういう文章を書く人はどんな人なのか、ずっと興味があった。NHKで『カラフルな魔女の物語~角野栄子85歳の鎌倉暮らし』が放映されることを知り、見てみた。今回見たのは『カラフルな魔女』の『いたずら描きとさんぽ』。

想像とほぼ同じ感じの人だった。悪い意味ではない。エキセントリックで、カラフルだ。きれいな人だなと思った。

一方で過去の写真を見て驚いた。普通のおばさんだ。失礼な話だが、あまりきれいだとも思わない。
どうやったらこんな変身が遂げられるのだろう。
それこそ放映されていたように、あの独自のリズムでひょうひょうと生きていったことで変わっていったのだろうか。

さらに興味がわいてきたので、ほかのエピソードも見てみようと思う。

「いたずら描きとさんぽ」 - カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし
「魔女の宅急便」で知られる作家・角野栄子さんは、何の変哲もない毎日をいきいきと変える達人。「魔法」のひとつは、わざと迷子になるいたずら歩きと、いたずら描き?夕方の散歩が日課の角野栄子さん。行く先を決めずでたらめに歩き、心が動く何かと出会うのを待つ。トンビを見れば彼らの会話を想像し、浜辺で陶器の破片を拾っては海のかなたに...

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