警察は帽子好き

警察その他

警察って帽子が好きです。
何をするにも帽子をかぶっていることが多いです。
そんな帽子の話です。

制帽

警察官といえばこの帽子。

この形の帽子は世界中にありますが,一体誰がこんな形を考えたのでしょう。
現場では最高に使いにくいです。
蒸れるし,狭い場所にいくとあちこちに当たるし。
荒れた現場に行くと何かの拍子にすぐ飛んでいくので危なっかしいし。
かさばるのでロッカー内でも邪魔,衣替えの時に交換するのも面倒,何かの拍子に潰したら形がすぐ崩れると本当に何もいいところがありません。

この帽子は階級が上がると側面に線が入ります。
警部補は紺色線,警部は金色線1本,警視は金色線2本(だと思う),それ以上はよく知りません。
警部補の紺色線はかなり近寄って見ないと気付かないくらいのものです。

活動帽

パトカー乗りの人が主にかぶっている帽子です。
交番でもかぶっている人は多いです。
活動服とセットになっている帽子のはずなのですが,活動服に制帽というパターンもよくあるのでよくわかりません。

ちなみに本来制帽とセットになっている制服は,現場へ出る人はほとんど着ません。
下の写真の警察官が着ているのが活動服で,制服はこれよりも裾が長くて超動きにくいです。
制服を着るのは外へ出ない人(署長とか)で,私が制服を着たのは学校へ入校している間と一般当直をする時くらいでした。あと点検の時。

話がズレたので戻します。
私も交番にいるときは制帽じゃなくてこれをかぶるようにしていました。
制帽なんて不便でかぶってられないですからね。
活動帽なら制帽ほど蒸れませんし,狭いところでも活動しやすい,荒れた現場でも脱げにくい。

この帽子は後ろに小さな階級章をつけるようになっています。
目立たないので私は昇任しても付け替えが面倒なので巡査のままで使ったりしてました。

出動帽(略帽)

機動隊員とかが出動服と一緒にかぶっている帽子です。

県によっては私服の捜査員も現場でかぶることがあります。
私のいたところでも使っている人がけっこういました。
ニュースなどを見ていると関西以西に多いのかなという印象があります。
この帽子をかぶっていると私服でも階級がすぐ分かるのでよいです。
特によそから応援が来るような大きな現場では誰が誰だか分からなくなるので。

またこの帽子は雑に扱ってもいいので便利です。
普通のアポロキャップとかだと潰してもかさばりますし,帽子がヘニャヘニャに型崩れしますが,出動帽は最初からヘニャヘニャですし,潰すとペチャンコになってかさばりません。
私も刑事やってるときは,カバンの中にこの帽子を入れていました。
これがあれば急きょ現場へ転進するときも,帽子を忘れて気まずい思いをしなくていいので。

蛇足ですが,現場では帽子をかぶるのが鑑識的な最低限のマナーです。
かぶらずにウロチョロしているとかなりアレな感じです。
ネクタイしなきゃいけない職場で一人だけネクタイせずにいるみたいな感じ。

交番などでもこの略帽をかぶっている猛者がいましたが,さすがにちょっと見た目がアレです。

帽子の白線は,細い白線1本が巡査,少し太い白線1本が巡査長,細い白線2本が巡査部長,太い白線1本と細い白線1本が警部補,太い白線2本が警部,その上はよく知りません。
警視正とかがかぶると帽子の半分近くが線だらけになってしまうので,とりあえず偉いんだなということは分かります。

その他作業帽

捜査員も出動帽をかぶることがあるとはいいましたが,普通の作業帽(アポロキャップ)をかぶることの方が多いです。
出動帽だと遠くから目立ちすぎるので,普通の現場では普通の作業帽の方がよいです。
作業帽は特に決まりがないので,その時の係のノリでオリジナルデザインのものを作ったりすることもあります。

その他

帽子にまつわる嫌な思い出

全国統一なのか私のいたところだけなのか知りませんが,交番内は屋外とみなすという意味の分からない決まりがありました。
なので交番内でも帽子をかぶらないといけません。
超理不尽です。
こんな訳の分からないルールは,私もそうでしたし多くの人が無視して交番内では帽子を脱いでいました。
だってどう考えても頭皮に悪いですからね。
しかし上司や監察がアレな人だと,こういうくだらないことに目を光らせているので,巡視などで見つかると怒られます。

コメント