警察といえば呼出し~着信音が恐怖に

警察の仕事の種類や内容

警察と切っても切り離せない嫌なことの一つ,呼出しについて書きます。

呼出しとは勤務時間外に急きょ出勤を命ぜられることです。

突発事案を扱う仕事なので避けては通れません。

しかしこれも部署によってまちまちで,全く呼出しがないところもあります。

例えば大規模署の三交替などはほとんど呼出しがありません。

小さい署は署員の絶対数が少ないので,呼出しは多いです。

また,突発事案の多い刑事は呼出しが多く,その中でもそれらの直接の事案処理にあたる強行とか鑑識は呼出しが特に多いです。

私も呼出しが多かったのは鑑識の時です。

呼出しの何が嫌か

着信音の恐怖

私は警察からかかってくる電話は普通とは別の着信音にしていたのですが,それが鳴ると体がビクッとしてました。

あの鳴ったときの恐怖感というか,「またか」というか,なんともいえない嫌な気分はなかなか他では味わえないものです。

電話を取るまでのわずかな間にあれかなこれかななどと想像を巡らします。

まれに単なる問い合わせだけの時があって,その時は「こんなくだらないことで電話してくんなよ。」とかいいながら超ラッキーで喜んでます。

でもだいたいはやはりそのまま呼出しでガックシです。

今でもこのいや~な感じははっきりと覚えています。

本来休んでいる夜や休みの日に突然電話がかかってきて「今すぐ来い」と言われるのですから快いわけがないですよね。

私は元々電話があんまり好きではなかったのですが,警察での勤務を通じて電話が大嫌いになりました。

着信がある,ということ自体が嫌です。

少なくなったとはいえ今でも仕事の関係とかでたまに電話がかかってきますが本当に嫌ですね。

話が少しズレるのですが,そもそもたいして親しくもない上に緊急の用事でもないのに電話かけてきたがる人がいますが,アレってなんなのでしょう。

メールで十分な内容でも電話にしたがる。

本当に迷惑で理解に苦しみます。

睡眠時間や休みがなくなるけど・・・そのまんま

話を戻します。

夜中に呼出しがあった場合,当然睡眠時間が削られます。

休みの日の場合は休みが仕事になります。

刑事というのは不思議なところで,このように時間外の呼出しがあったら代休を取ればいいのに,なぜかそういうことはほとんどしませんでした。

なので,例えば夜11時に呼ばれて朝5時に任務解除されてもそのまま朝から仕事ということが多かったです。

同様に,土曜日に火事があって日曜日に呼び出されて現場見分しても,その代休を取ることはほとんどありませんでした。

こういったことでは,交通とか生安とかはうまく代休を利用していて柔軟性があったように感じます。

刑事はそういう休みを取らない美徳みたいなのがいまだにありました。

どんな事案で呼出しがあるか

小規模署が一番多い

自分の担当する分野で大きな事案があったり,連続で発生したりすると処理する人が足りなくなるので呼ばれます。

なので大規模署の方が呼ばれにくいです。

小さくなればなるほどすぐにオーバーフローするのですぐ呼ばれます。

そもそも小規模署は刑事の当直がいないので,変死や火事,逮捕事案が発生したらそれだけで刑事が何人か呼ばれます。

中規模署は少し減る

中規模署だと初捜泊まりという刑事事件担当の当直がいるので,1件目はセーフなのですが,1件目処理中に2件目が発生するとアウトです。

また,火事や逮捕事案があると,発生日は呼ばれないのですが,翌日に現場見分や送致準備があるので,翌日が休みの場合は呼出しがかかっていました。

これは時間的余裕があってスケジュールもグチャグチャになりませんし心の準備もできるので呼出しの中では比較的ダメージが少なかったです。

そんななので小,中規模署だと刑事課長は変死があればほぼ招集されます。

なのでかなり大変です。

大規模署は少ない

大規模署になると三交替の初捜係がいたので,変死や火事では招集はほとんどかかりません。

初捜にも警部がいたので令状請求もできますから,課長もあまり招集はありません。

しかし大規模署なので事案数が多く,逮捕事案が続いたり,やばめな事案が発生するとさすがに招集がありました。

ブロック応援

また隣接署などでかなり大きな事案が発生した場合も,鑑識や強行が応援で行くことがあります。

この呼出しが一番気楽でした。

応援に行くだけで責任がないので,いくらひどい事件でもほとんどダメージがなく鼻歌気分でした。

これが自署管内だともううちひしがれているのですが,やはり責任の有無というのは大きな違いです。

伝統墨守なところは改善した方がいいと思う

不思議というか当たり前なのかもしれないのですが,平日より休日の方が事案の発生が多かったように思います。

平日の日中は暇だなーっていうこともあるのに,週末になると何か起こって招集を受ける。

なんなんだこれは?と思ってました。

ひどいときは1か月全部休みだけが見事につぶれたりしたこともあります。

このときも平日は暇だったです,不思議と。

さっきもいいましたが,刑事は伝統墨守なところがあり,頑なに暦どおりに勤務しようとします。

刑事が暦どおりの勤務をしても仕方がないです。

シフト制にすればいいのになあと常々思っています。

どっちかというと夜,週末の発生が多いのでそれに合わせてシフト組めばいいのに,と思うのですが。

三交替は三交替で3日に1日しか勤務しないですから「流れ(管内の雰囲気的なものです)」がつかめなくなりがちでこれはこれであんまりよくないと感じます。

朝から深夜までのシフト組んでそれにプラス刑事泊まりがいいと思うんですけどねえ。

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