「万引き老人」~万引き現場の実態がよく分かる

ノンフィクション

万引きってホント年寄りが多いです。

なおかつ救いようのない人が多い。

でもそんな現状って誰も知らないですよね。

本書はそういう現状について書かれた良書です。

 

著者の方はベテランの保安員だそう。

確かに私の知る現場の実態と矛盾ないことが書かれています。

警察からしてみると確かに万引きって余計な仕事に近いんですよね。

評価はされないのに手間はかかるという。

本書でも書かれていますが発生した万引きをすべて警察が取り扱っていたら間違いなく警察はパンクします。

そんな余力がないからです。

いろんな意味で上手い保安員はそのへんも上手いです。

通報もある程度調整してくれるというか。

このあたりも法律を四角四面にとらえればとんでもない行為なのかもしれませんが,そういうことをしないと現場は回らないですからね。

 

そもそも万引き発生全通報とかいう現場の実態を無視した通達を出した本庁がおかしいのですから。

やるのはいいけど,体制とか考えようよっていう話です。

愚痴っぽくなりましたけど,万引きってみんな軽くとらえがちですけど,窃盗罪なのでやっちゃったらけっこう悲惨です。

もっと現状を知って欲しいです。

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